【ノルウェー:オーレスン】フィヨルド観光の拠点だけじゃない|干ダラxアクスラ山xアールヌーヴォー

オーレスンという街は、ノルウェーのフィヨルド地域に位置する小さな港街です。「ガイランゲルフィヨルド」に行く方の多くが通過する場所です。おそらくフィヨルド観光をしなければ、知ることのない街でしょう。

しかしこの街は、タラの漁獲量が世界でトップクラスという特徴があります。そんなタラの街オーレスンを紹介したいと思います。

オーレスンの全体感
  • 所要時間:3時間
  • おすすめ度:★☆☆

オーレスンを散策

オーレスンは、ノルウェーの中でも島が点在する部分に位置しています。街自体も3つの島にまたがっています。その地理を活かし、ノルウェーの中で有数の漁獲量でもあります。

干ダラ

オーレスンの特徴は、なんといってもタラです。そして、冷蔵庫がない時代から他国に輸出していることもあり、干ダラが特産品です。

作り方は、タラを塩漬けにすることで、水分を抜いて乾燥させます。これによって身が腐らなくなります。

日本の干物とも似ています。 ただし、塩漬けが複数行程だったり、プレス工程があったりなど、手間がかかった代物です。(なので思ったより値が張ります 笑)

ちなみに、右の写真が干ダラですが、以外と大きいことにびっくりしました。(@_@)

XL Dinner

そして、ノルウェーで定番の干ダラの食べ方が、Bacalao(バカラオ)になります。オーレスンでバカラオと言えばこのXL Dinnerというレストランが有名です。

港にあるインフォメーションセンターの裏側にありました。このレストランにてバカラオを頂きました(^^)。

バカラオ(XL Dinner)

バカラオはトマトベースのスープになります。一口目でびっくりしたのは、トマトソースの濃厚さの凄いこと。トマトの甘さと旨さをガンガンに感じます。

そして、そのガンガンくるトマトの中からすくい上げて干ダラを口に運びます。すると、トマトに勝るタラの旨味がガツンやってくるのでした(≧▽≦)。

干すことによって旨味が強くなるらしく、その製法の利点が存分に活かされているのを感じました。生魚から調理すると、トマトソースに負けていたかもしれません。

※アマゾンでもノルウェー産の干ダラが手に入るようなので、気になる方は是非。

アクスラ山の展望台

次はオーレスンの観光スポットを紹介します。島に位置している街を見下ろせる場所があります。それがアクスラ山です。ここの頂上が展望デッキになっています。

到達するには480段の階段を上る必要があります(おそらくマンションだと20階くらいまで上れる段数でしょうか)(^▽^;)。実際に登ってみると景色に目を奪われたりもあるので、意外ときつくなかったです。休憩したい方は途中にイスもありましたよ。

上からみた景色は写真ような感じでした。真っ青な海に飛び出た半島に、集落が位置しているというのがよく分かります。これは美味しい魚が獲れないわけがないですね!(^^)!。可愛らしいデザインの建物も見えるので、ここの展望台はお勧めです!

アールヌーヴォー

山から見えた可愛いらしい街を散策してみましょう。建物にはアールヌーヴォー様式がたくさん見られます。

※アールヌーヴォーが何か気になる方は、こちらの記事を参考にしてください。

フランス:ナンシー ~アール・ヌーヴォーの街~

どうしてアールヌーヴォーが見られるかというと、1904年に大火事が起きて850件もの家が消失したことが原因です。一斉に建築をし直した当時、丁度流行っていたのがアールヌーヴォーだったのです。

ちなみに、かつてノルウェーの街は木造家屋が密集しているのが一般的でした。つまり、火が燃え広がり易い街だったのです。(昔の日本と似ていますね)

そういった背景もあり、建物はお洒落に統一されているので、歩いているだけで楽しくなります!港町というと、錆びた建物と磯臭さが漂っているイメージがあるかもしれません。しかし、逆に不思議なくらいに、そんなことはなかったです(^^)。とっても綺麗で整っています。

レストランやカフェもあちこちあるので、気に入った店に入るのが良いと思います。地元の方と観光客で賑わっていましたよ!

焦ってフィヨルドに向かわないで、短時間で街を楽しめるオーレスンでした!

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