ランスとはシャンパーニュ地方の州都です。シャンパーニュ地方は、言わずと知れたシャンパンのメゾンがある地域ですね!(シャンパンについてはエペルネもチェック。)
ランスの街はそれほど大きくないのですが、シャンパーニュ地方の中心でもあるため、繁華街は賑やかです。たくさんのレストランが並んでいます。
また繁華街から少し行くと、有名な大聖堂があります。では、ランスについて紹介していきたいと思います。
目次
~ノートルダム大聖堂~
ここランスには、ノートルダム大聖堂があります。そして、この大聖堂は、かつてのフランス王が戴冠式を受けていた場所です。戴冠式とは、王様に即位する時に、王冠を聖職者から授与される儀式のことです。
あのシャルル7世も、ここで戴冠式を受けています。その際、ジャンヌダルクももちろんここに来ていました。なので、大聖堂前の広場には、ジャンヌダルクの騎馬像もあります。(ジャンヌダルクについてはコチラ)
昼の顔
まず、見た目のゴシック感がすごいですね。迫力満点です!(^^)!。
大聖堂に入ると、美しい彫刻がたくさん並んでいます。そして、1番目を引くのはステンドグラスです。それは、シャガールの作品です。シャガールの作品は、ニースとチューリヒでも見ましたね。
どこで見ても、流れるような線と、青の中に緑や赤などを混ぜる色合いです。これがシャガールの特徴なのでしょう。
夜の顔
さて、ノートルダム大聖堂のもう一つの楽しみ方は、夜のプロジェクションマッピングです。
なんでも夏季限定らしいです。
いや~、このプロジェクションマッピングは、かなり作り込まれています。映像と音の演出に見惚れます(*‘∀‘)。立体的な映像が出てきたりもして、映画のスクリーンみたいに、教会の壁を自由自在に変化させます。
まるで教会が動いているように見えるんです!もはや大聖堂のパレードです!!
メッセージ的なものがありそうですが、解説がないので理解することは出来ませんでした^_^;。
それでもこの街で1番の見所だと思いました!
~トー宮殿~
大聖堂のすぐ近くには、トー宮殿があります。ここは博物館になっていて、戴冠式の際に用いられた装飾品などが展示されています。
個人的には、タペストリーが良かったです。大きくて細かく、そしてカラフルです。
タペストリーは色味が少ないことも多いのですが、ここのは多彩な色使いで、観ていて面白いのです。豪華ですね~
豪華さと言えば、こちらも必見です。宝石がちりばめられた王冠です。
さすがはフランス王、これを被れば威厳も出ることでしょう(@_@)。
~サン・レミ・バジリカ大聖堂~
ここは、ノートルダム大聖堂から歩くと20分くらいかかります。
ノートルダム大聖堂よりも古い聖堂で、初代のフランス王が洗礼をサン・レミから受けたそうです。なんと世界遺産にも登録されています!
古い教会なので、中の壁や足元は所々壊れています。彫刻などの装飾が色々あり、意外と楽しかったです。そして、今でも、サン・レミの遺体が安置されているのは驚きでした。
END