パリでワインの試飲イベントに参加した体験を紹介します。フランスに来たからにはテイスティングをしたい、だけどパリから離れる時間が無い、という方に大変お勧めです。
お店の名前は「Ô Chateau(オーシャトー)」。英語の枠があり、内容はワイン初心者向けなので、気楽に参加することができましたよ!
- 所要時間:2時間
- おすすめ度:
目次
Ô Chateauについて
立地は観光客にとってありがたい、ルーブル美術館から徒歩10分です。観光ルートに織り込み易いので、数泊の旅行でもスケジュールに入れ易いです。
公式Webサイトには以下の3つの選択肢があります。私が参加したのは左のもので、シャンパンx1とワインx4の計5種類のテイスティングができました。
更に、チーズ等の軽食がつくものでしたので、ワインとのペアリングも体験したい方には凄く良いですよ。
ちなみに、トリップアドバイザーから予約すると、前日までキャンセル料がかかりません。オーシャトーの公式Webサイトだと2週間前からかかります。
枠が少ないので、旅行が決まったら早めに予約!
テイスティング体験
集合は上に示した地図のお店です。昼はテイスティング専用になっていて、店舗の席が待合室になっています。適当な席に座り、開始時間を待ちます。
ぞくぞくと参加者が集まってくるので、英語に自信がある人は交流すると楽しいでしょう。
さて、開始直前になるとチケットの確認をされ、ソムリエの先生と一緒に奥の個室に通されます。そのテイスティング用の個室が豪華!
まるでワイナリーのようなデザインで、四方はワインに囲まれています。高級なテーブルとチェアが並んでいて、ラグジュアリーな気分にさせられます。
皆写真を撮ります!
ソムリエの先生は陽気な人柄で、参加者に出身を聞くアイスブレークから始めてくれます。たちまち一体感が生まれ、話しやすい雰囲気に。
これから順々にワインが出てくるわけですが、先生はワインを出す前に地図を使って産地のレクチャーをしてくれます。
ワインへのモチベーションを駆り立てられます!
いよいよテイスティングの始まりです。最初に出てくるのはシャンパン。美しい泡がグラスの底から立っています。
その後、赤ワインが3つ、白ワインが1つ順々にサーブされます。順序は辛口から甘口へという流れです。どのワインも本当に素晴らしくて感動します。
先生は各ワインに食べ合わせるチーズとパンを指示します。一緒に食べるとあら不思議!ワインも食べ物も味がグッと増すのです。先生は理由も丁寧に説明してくれます。
同じ産地のワインとチーズが、良いペアリングになるのだそう。
先生はどんな質問にも答えます。グラスを片手に雑談のような雰囲気の中、ワインについて学べる感じです。終わるのが寂しくなるくらいに楽しいです!
話題はワインを中心として、あらゆることに及んでいきいます。書ききれない程ありますが、ほんの一例を記しておきます。
- 唯一シャンパンは砂糖を加えて作る。辛口と炭酸なので、甘みがないと飲みにくい。(北部のぶどうは日光が少ないので糖度が低い)
- ブルーチーズと合うのは、アイスワインのような甘いワインだけ。
- ボジョレーヌーヴォは近年美味しくなっていて侮れない。
- 温暖化でUKでもワイン作られ始めた。
- 太りたくない人が糖質を気にするが、ワインはアルコールのカロリーが大半なのでそれも気にして欲しい。
参加者の質問によって、毎回話題が変わるはずです。
この感じであっという間に2時間が過ぎました。ワインの量は程よく、良い感じに酔って終了です。凄く親切なことに、ワインの押し売りが一切ないです。
それどころか、家でも簡単にワインをペアリングをできるサイトを教えてくれました。面白いので最後にそれをご紹介します。
(参考)家でペアリングできるサイト
先生が作ったサイトらしいです。使ってみると凄く便利でした。左に料理or右にワインを書きます。すると、それに合うワインまたは料理を教えてくれるのです!
料理についてはレシピまで載せられています。ワインを買うこともできるようですが、私はとりあえず買ったワインのお供を考える時にたまに検索します。
刺身が出てた時は、日本人として嬉しかった。
以上、パリで気軽にできるテイスティング体験についてでした。久々のパリだったのですが、行く度に色んな発見があって本当に良い街です。
最後までありがとうございました。
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