フランスのロワール地方といえば、古城巡りです。有名な古城が10個以上もあり、バスツアーがある程です。
とはいえ、よっぽど古城好きでない限りは、通常は取捨選択するべきです。絶対に疲れますし、フランスなら他にも時間をかける観光地がたくさんありますからね(^O^)
私も色々な場所で古城は見てきたのもあり、2つに絞って観光しました!その2つは、クロ・リュセ城とシャンボール城です。選んだ理由及び、城について紹介していこうと思います。
目次
~クロ・リュセ城~
まずクロ・リュセ城を選んだ理由は、あのレオナルド・ダ・ヴィンチが最期に住んでいた家だからです。彼の名画は、最後の晩餐を始め、ヨーロッパ旅行で度々見かけます。そのためか、直感的に彼のことを知りたいと思いました!
今はこのクロ・リュセ城は、レオナルド・ダ・ヴィンチの発明を展示している博物館になっています。彼は、画家としての側面以外にも、設計者であり科学者でありました。そんな彼の天才をぶりを知るのに、ここは大変優れた場所です。
さて、入場(城?)すると、順路に沿って進んでいきます。さすがは、レオナルド・ダ・ヴィンチです。広いお家に住んでいます(^O^)。
まずは、私生活を垣間見ることができます。
王様みたいなベッドですね。500年前にこの場所で亡くなったそうです。そんな場所が今でも残されていることが、彼が本当に凄かった証ですね。
キッチンの豪華さもさすがです。きっと、ここでお手伝いさんが働いていたのでしょう。こういう暖炉で作る料理って、意外とコンロより美味しいそう。とか、どうでもよいことを連想しました。 笑。
さて、アトリエです。だんだんと、彼の実力が現れてきます。
左の写真はキッチンではありません。テーブルの上のものは絵具です。色々なものを混ぜて、欲しい色を作っていたのです。ダヴィンチは発明家でもあるので、絵具も新しい材料を積極的に試したらしいです。
右の写真は有名な作品のレプリカですね。本物はルーブル美術館にあります。
地下室に行くと、発明品の数々が展示されています。残された設計図から再現したそうです。
なんと、自転車がチェーンで走る原理を考えたのも、レオナルド・ダ・ヴィンチだそうです!これは知らなかった。。。(;'∀')
右の写真は彼が作った武器の数々です。まるで未来から来た人のように、全てを先取りしています。
というわけで、レオナルド・ダ・ヴィンチの天才ぶりをしっかりと理解することができました。城が超豪華というわけではないので、レオナルド・ダ・ヴィンチに興味がある方向けです。
最初に言いましたが、城は2つに絞ったので、豪華な方は次のシャンボール城で満喫しました!
~シャンボール城~
お次はシャンボール城です。ここを選んだ理由は、ロワールで最大の城だからです。先ほどのクロ・リュセとは全然違って、その壮大さが楽しいに違いないと考えたからです。
入場すると、各フロアにたくさんの部屋があります。そのフロアを次々と見て行きますが、なにせ広いので、「ここの部屋入ったっけ?」となります。
さて、最初のフロアで人だかりに遭遇しました。歌と演奏をしていたのです!いつもなのか、たまたまなのか分かりませんが、ラッキーです(^O^)
この女性は凄く歌がうまかったです。声が響くし、楽しそうに歌うので、聞いている人達は皆嬉しそうでした。
最初のフロアを楽しんで、次にフロアに向かおうと、階段へと進みます。
ここで、レオナルド・ダ・ヴィンチが再びです!このシャンボール城の中でも、彼の設計のこの螺旋階段は、とても有名なのです。
この階段では、上から歩いてくる人と、下から歩いてくる人が、すれ違いません。
一瞬、意味不明な仕掛けですが、その仕組みは二重螺旋構造です。DNAの絵を想像したらピンときますかね?(^O^)
そして、各フロアの展示を楽しみつつ、更に上の方へと進んでいきます。
すると屋上テラスに出てくることができます。ここからの眺めが素晴らしいです。なぜなら、この城の敷地面積はパリと同じくらいなので、見渡す限りが敷地なのです 笑。もう笑えるほどの規模です!!
(同じ時に撮った写真ですが、城の前側と後側でお日様の量が違いました。)
なんでも、このシャンボール城は、1500年代にフランソワ一世が建てて、後にルイ14世も住んだそうです。彼らは、敷地内の森で狩猟を楽しんだそうです。
今でも、森には野生動物がいて散策すると楽しいらしいです!私の場合は、城とその周りのガーデンだけを見学しました。それでも十分楽しかったですよ(≧▽≦)。
さくっと古城を巡った、ロワールでした!
END