フランス:リクヴィル ~おとぎの村~

リクヴィルという村は、フランスとドイツの国境付近にあります。ちょうどアルザスのワイン街道沿いに位置しています。アルザス地方というと、白ワインが有名な地域ですね。このリクヴィルが、とっても可愛い町なので、紹介したいと思います。

~フランスの最も美しい村~

村歩き

リクヴィルは、フランスの最も美しい村に選ばれたことがある、意外と実力派の村です。村というだけあって、端から端まで10分くらいで歩けます。

この村は、一歩入った時の印象がまず凄いです。世界がガラッとかわります。まさにおとぎの国に迷い込んだ感じです。

カフェやレストランやお店、どれもカラフルな建物ばかりです。そして、その建物の壁には、木の梁が見えています。これが、この地方の建築の特徴です。これらの建物が、メイン通りにズラッと密集して並んでいて、とても調和がとれています。

目に入る店には全部入りたくなるような、魅惑のメインストリートになってます(≧◇≦)。

とりあえず、お菓子屋や陶器屋に入ってみます!

かなり雰囲気が良いですね。外観だけでなく、それぞれの店が内観にも拘っている様子。だからこそ、フランスの最も美しい村に選ばれたのでしょう。

アルザス陶器

ちなみに、アルザス地方は陶器も有名です。正確には、リクヴィルよりもっと北にあるスフレンハイム村で800年以上前から生産しているそうです。近くにあるアグノーという森でとれる粘土が陶器作りに適しているらしく、最初から最後まで職人が手作業で作るのが特徴とのこと。

もちろん、このリクヴィルでも本物を買うことができます。というか、買ってしまいました 笑。

こんなに立派でデザインも素晴らしいのに、2000円くらいでした。多分、日本だと3倍くらいすると思います\(^_^)/。

ブドウ畑の真珠

さて村の端っこまで歩くと、ワイン畑が広がっていました。最初にも言いましたが、アルザス地方は白ワインで有名です。特にリースリングが有名ですね。

そして、このリクヴィルは、ブドウ畑の真珠とも呼ばれているらしいです。こんなに小さいのに、色々持ってる村です(;^ω^)。

ワインが飲みたくなったので、近くの村のワインセラーまで行ってみることにしました!

~ゼレンベルグのワイナリー~

すぐ近くのゼレンベルグという村へとやって来ました。歩いて20分、車で3分の距離です。なんと、ここでは日本語対応しているワイナリーがあるとのこと。早速お邪魔しました。

ジャン・ベッカー

ここのワイナリーはとても親切です。訪問すると、いきなりどんどん試飲をさせてくれます(@_@)。

まずは、甘くないワインから試飲が始まります。先に甘いものから飲むと味覚が変化してしまい、ドライなワインを飲んだ時に酸味を強く感じてしまうからです。

結局、8種類くらい飲んだでしょうか 笑。どれもすごく美味しかったです。ミネラル感が強く、爽やかな香りで、飲み口はすっきりしていました。(ちなみに全部飲む必要はないです!飲みすぎには気を付けましょう。)

試飲が終わったら、ワイナリーのツアーに連れて行ってもらえます。忘れていましたが、ここで日本語ができるフランス人の女性が登場です。というか、ここの家族の一人です。

ワインの樽を見ながら、色々と説明をしてくれます。日本語ができるのは凄いですね(^-^)テレビを見て勉強したらしいですよ!尊敬します。

さすがに流暢とまではいかないので、分からない部分はこちらから質問したり、たまに英単語を挟んだりすると、より内容が分かります。

丹精込めて作っていることがよく分かり、先ほど飲んだワインの有難みを感じました。

ツアーが終わると、お買い物の時間です。ここまでの内容は全部無料だったわけですし、そもそもワインがすっごく美味しいので、買わないという選択肢は無いです 笑。

メニューも日本語がちゃんと用意されています。

日本に発送もできるようです。ちなみに私は、モスカート、ゲヴュルツトラミネール、リースリングを1本ずつ買いました。

小さいのにとっても充実したリクヴィルでした!

END

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