「モンブラン」はアルプス最高峰、なんと標高4810.9mです。その山の頂上を拝む展望台へロープウェイが出ているのが「シャモニーモンブラン」（通称シャモニ）という街です。
スイスとの国境を跨いだフランス側なので、スイスよりも物価が安く、フランス料理も食べられます。それでいてアルプスの最高峰を拝めことが、観光地として人気の理由なのです。
初めてモンブランに登頂した人は、この街を起点にしたらしい。
- 所要時間：１泊２日
- おすすめ度：
目次
シャモニーモンブラン Day1
ツェルマットから車で来ること2時間半、シャモニに到着しました。第一印象は山間部の小さな街という感じ。チェックインを済ませ、早速最初の観光地へと向かいます！
【スイス：ツェルマット】おすすめの観光！鉄道で行くゴルナーグラート展望台。
初っ端に訪れるのは「メール・ド・グラス」という氷河です。ヨーロッパ最大級と言われている氷河で、なんと中に入ることができるのです！
「シャモニーモンブラン駅」のすぐ裏から「モンタンヴェール登山電車」が出ています。これに乗って「モンタンヴェール駅」へと向かいます。
赤い可愛い列車でした。
到着したモンタンヴェール駅は谷の上。眼下にはこんな景色が広がっています。土っぽいですが、ただの干上がった川ではありませんよ。
奥から手前にくねりながら続いているのは全て氷河！この駅でケーブルカーに乗り換え、更に氷河の近くへ降りていきます。その後400段程の階段を徒歩で下ってようやく氷河です。
至近距離に来てようやく土に見えていた物の正体が氷だと気付きます。
いよいよ氷河の中のトンネルへ！一歩入って感激。トンネルは全て氷、夏なのにとても涼しく、滴ってくる水が当たると凄く冷たいです。
氷の中で光が反射している模様はまさに幻想的。天然で作られたとは信じ難い光景です。暑さを忘れてゆっくりしたいのですが、残念ながらそういうスペースはありません。
15分程歩いて見終わったら、また同じ場所から外へと出ます。そしてケーブルカーまで同じ道を今度は登ります。
登りの階段はしんどいので覚悟を。。。
さあシャモニへと戻って参りました。見上げると明日には頂上を拝みに行くモンブランがそびえています。
シャモニは所かしこに観光客がいます。ヨーロッパでは夏に長期休暇を取るのが一般的で、皆が余暇を楽しみにこの街にきてるのです。
ここでは思い思いに過ごすのが良いと思います。私はひときわ賑わっていたジェラート屋に立ち寄ってみたり、フランスらしくワインのお店に入ったりしました。
周遊中はスイス料理ばかりでしたので、今夜は久々のフランス料理。「La Fine Bouche」という街で人気のお店に行くことに。
マッシュルームソースのかかったハンバーグを注文しました。濃厚なクリームに溶け出したキノコの旨味がとても上品。地元の赤ワインと合わせて更に最高でした！
予約が多いらしく、食べてるうちに続々と店内は埋まっていきました。
フランスで食べる料理はやっぱり美味しい。
シャモニーモンブラン Day2
2日目は遅めのスタートになってしまいました。なぜなら、朝一でロープウェイ乗り場に行ったのですが、予約できるのがまさかのこの時間からだったからです。
皆さんには予めこのサイトで予約しておくことをお勧めします。
エギュイユ・デュ・ミディ展望台へと登る時が来ました。ロープウェイの駅は観光客が大挙しているので一目でそれと分かります。
ロープウェイは70人乗れるキャパです。山頂までグングン登っていくのが爽快！途中の駅で一度乗り換えをし、合計20分くらいで展望台です。
ケーブルカーの降車時に帰りの整理券を渡されました。帰りのケーブルカーまでは１時間半程あるので、その間に頂上を観光する必要があります。
さあ着いた先は3842ｍ、すなわち富士山よりも高い場所。そこから見るパノラマビューはまるで飛行機の高さです。地平線が青みがかっている所に高さを感じさせられます。
とはいえまだ最高地点ではなく、この後エレベーターに乗ります。ここでは、はやる気持ちを抑えて歩きましょう。空気が薄いので高山病のリスクがあります。
そしていよいよ、エレベーターで最高地点へと来ました！！そこはもう目の前がモンブランのてっぺん。照り返しがかなり眩しいです。サングラスが必須。
あまりにダイナミックな光景なので、撮る写真は全て合成写真のように見えてしまいますね。
と、景色を楽しんでいると眼下に人影が！登る人がいるんですね～。
大変満足したので帰りのエレベーターに戻ります。エレベーターホールにはスケルトン展望台といって、床も壁もガラス張りの撮影スポットがあります。
撮影スポットは行列なので、早めに並ぶことをお勧め。
地上に戻って来ると、街を離れる時間になっていました。次がスイス周遊の最後の街「ベルン」です。お楽しみに！
【スイス：ベルン】１日で観光するお勧めコース。アインシュタイン博物館は見逃せない。
END
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