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~トゥールーズとはどんな町~
トゥールーズというのは、フランスの南西部の町。建物はれんが造りで、その様子が夕日に映えている様を形容して、「バラ色の町」とも呼ばれます。
歴史は古く、紀元前3世紀に最初に町ができたというから、途方もないです。。。しかも、学研都市のようで、学生が10万人以上いるらしいです。
一応観光地としても有名なのですが、日本からわざわざ行くにはちょっと珍しい町でしょう。航空機に興味がある方が、エアバスの工場を訪れるために来るということはあるのかもしれません。あるいは、ワイン好きな方がボルドーを訪れたついでに寄るといった感じでしょう。
さて、この町の見所はきゅっとしていて、歩いて回ることができます。以下が代表的です。
- キャピトル(=市庁舎)
- サン・セルナン・バジリカ聖堂
- ジャコバン修道院
そして、黄色線を引きましたが、この「キャピトル」がトゥールーズの顔なのです。広場の中心にそびえる様子が上の写真です。ここが、期待していた以上に素晴らしくて、とても見る価値があったので、取り立てて紹介したいと思います。(市庁舎侮っていました。。。)
~キャピトル~
ヨーロッパだと、市庁舎の建物は歴史があって、見応えもあるということで、外から眺めることはよくあります。しかし、ここのキャピトルはなんと中まで見学できます。早速見て行きましょう。
じゃん。
え、これが市庁舎の内装なの??美しすぎます(@_@)。
写真では伝わりにくいかもしれないですが、どの絵も淡い色使いで、タッチは柔らかいです。とっても優しい感じがして、心が洗われるような気持ちになります。
宗教画とかではく、人物を美しく描いているのも、絵画に精通していない私が見ても楽しい理由なのでしょう。ずっと見ていて飽きません。
いやはや、素晴らしい内装です。ありがとうございました。キャピトル内の見学は主にはこれらの絵画で終わります。
そして時は過ぎ、夜にキャピトルのある広場を再び通りました。レストランが集合している広場なので、何か食べようかとぷらっと通ったのです。
すると突然、またその凄さを見せつけてきました!!
夜景がとっても綺麗なのです。昼のレンガを基調とした壁とはうって変わって、ライトアップされたキャピトルはピカピカに輝いています。
う~ん、キャピトル、たかが市庁舎と侮れないです。
~名物料理~
トゥールーズの名物料理はカモのコンフィです。コンフィというのは食材そのものの脂や、もしくはその他の油で肉を煮込んだ料理です。保存性が高く、数カ月持つのが特徴です。
私はコンフィと聞いて、缶詰めのようなものだと思い、これまたキャピトル同様に最初は侮っていました。それでも名物だからと訪れたお店が、「La Santine」でした。そこで出てきたのがこのお料理です。
パッと見は普通です。が、食べてみてビーーックリ!!
とってもお肉が柔らかくて、味もしっかりしています。脂で煮込んでいるので、とってもオイリー。それなのに全然くどくない!カモ肉の風味もすごく感じるけど、全く臭みはない。付け合わせのソースは柑橘系の爽やかな味で、オイリーなお肉との相性が抜群。
一瞬でコンフィのファンになりました(^^)。
期待を大きく飛び越えてくれた、トゥールーズでした!
END