焼きソーセージの店は世界中にあるお店。しかし、その発祥を考えたことがありますか?
実は、それはドイツのレーゲンスブルクにある1つのお店と言われています。(レーゲンスブルクは、ドイツの中でも右下(南東)にある小さな街です。)
そのお店を訪れてみたので、紹介したいと思います。
目次
~ヒストーリッシェ・ヴルストキュッヘ~
その焼きソーセージの最古のお店は、ヒストーリッシェ・ヴルストキュッヘです。「歴史的なソーセージの台所」という意味です。
ロケーションは素晴らしくて、ドナウ川のほとりに建っています。すぐ横には、11世紀に築かれた、巨大な石橋がかかっています。それもそのはず、元は、その石橋を作る作業員のために造られた台所だったのです!
私が行ったのは、天気が悪い日でした。それでも、人がたくさん並んでいます(@_@)。
近づいてみると、小屋みたいなレストランです。ドナウ川の目の前という素晴らしい立地なので、コロナじゃなければ、テラス席がいっぱいあったはずです。
早速テイクアウトしました。
ソーセージの上には、ザワークラフト(酸っぱいキャベツ)と、マーマレードジャムが乗っていました。
感想は、めちゃくちゃ美味しいです!!(≧▽≦)
マーマレードは初めての組み合わせでした。ジャムの甘さがソーセージのしょっぱさを見事に引き立ています。
カモのコンフィーをトゥールーズで食べたことがありましたが、その時もマーマレードジャムがあったのを思い出しました。塩っけの聞いた保存食と、マーマレードジャムは、相性が良いのでしょう。生ハムメロンと同じ原理ですね!(^o^)
当然、ソーセージは炭火焼きです。小ぶりで、ニュルンベルガーソーセージと似てました。正直、最古だから美味しいとは限らないだろうなって思っていて、単に、思い出作りに行った節もありました。しかし、実際は凄く美味しかったです。もしかしたら、レシピの改良を重ねてきた結果、今に至っているのかもしれないですね!(O^^O)
~街は世界遺産~
ソーセージだけが名物の街ではありません。実は、この街は世界遺産に登録されているのです。この街、ローマ時代からあるらしいです!旧市街を散歩してみると、町はおだやかで、趣があります。ドナウ川にかかる橋を渡って振り返ると、大聖堂を中心とした古い町並みが一望できます。ドナウ川と街と橋のバランスは、とても美しいです。
大聖堂に入ってみました。この大聖堂は、バイエルンで最も重要なゴシック様式の大聖堂とのころ。凄く大きいわけではないけれど、壁面の装飾はしっかり作りこまれています。
そして、中にあるこの壁かけオルガン。世界最大なんだそうです!!
世界なんちゃらが多い街ですね 笑。
- 世界最古のソーセージ
- 世界遺産の街
- 世界最大の壁かけオルガン
以上で散策は終了です。近くを通るなら、是非立ち寄って欲しい街です(^o^)
意外と実力派、レーゲンスブルクでした!
END