ほんと最近は仮想通貨が流行っていますよね。自分も着いて行かなきゃなーと思っています(・_・;)。
世界最大の取引所であるBinance(バイナンス)は、SEPAでの入金手数料が無料でした。SEPAとはEU内共通の送金システムのこと。というわけでヨーロッパでも大人気のバイナンスですが、なんとSEPAでの入金が現在中断しています。
現在の入金方法と、そもそもなぜこうなったのかをまとめてみたいと思います。
目次
現在はSEPAが中止している代わりに、
- クレジットカード
- デビットカード
が手数料無料になりました。
画像のように、"0手数料”とアプリに表示されています。
(前までクレジットカード決済は、3.5%か10USDの高い方を払う必要がありました。)
(追記)2021/8/20以降、クレジットカード及びデビットカードは、手数料が1.8%の手数料が取られるようになっているようです。続く改悪はどこまでいくのか(> <)
普通はクレジットカード決済したら、お店側が手数料をクレジットカード会社に払う必要があります。
つまり、SEPAが使えない今、バイナスは身銭を切ってクレジットカードでの入金を無料している状況だと推測できます(@_@)。
ではどうしてSEPAが中断されたのでしょう?そこも見ていきたいと思います。
そもそもバイナンスは、SEPAでの入金無料が続くとは言っていませんでした。
こちらが、ちょくちょくバイナンスから来ていたメールです。画像は2020年12月1日のメール。
要約すると、「人気のため、SEPAでの入金無料を1/31まで延長する」という内容です。
すなわち、「SEPAでの入金無料なのは、一時的なサービスだよ」というスタンスだったと解釈できます。
そもそもSEPAというのは、EU内の国境を越えての送金手数料を、国内送金と同じレベルにするというもの。国内は通常は送金が無料なので、つまり、国境を越えても無料ということです。
さてしかし、どうしてこんなに便利なSEPAでの入金を、バイナンスは中止することになったのでしょう?
実はこのバイナンス、最近では各国から規制を入れられいるようなんです!簡単に見てみましょう。
まず、我々の国の日本が、 2021年6月25日に バイナンスに警告を出しました。
なぜかというと、日本で仮想通貨取引所を運営するには、「暗号資産交換業者」として金融庁に登録する必要があるからです。
想像してみると確かに納得かもしれません。
だって、何の免許も持たない仮想通貨取引所が乱立したら、コインチェック事件のように、一瞬で580億円をハッカーに盗まれるなんてことが頻発しそうですから^^;。
バイナンスはここに登録していません。日本で運営していない体なのでしょう。
しかし、インターネットで取引しているので、日本からも利用できてしまう実態はあります。
ただし、広告出してはっきりと営業活動をしているわけでもないですから、難しい問題ですね(> <)。それでも、裏を返せば、金融庁が警告するくらい、日本人が利用しているといことなのですね 笑。
イギリスでは、2021年6月26日から、日本よりも厳しい、停止措置が始まったそうです。
これによって、各銀行がバイナンスへの送金サービスを停止するようになりました。
強制的にイギリスからはバイナンスを使えないようにしたということですね。
さすが、イギリスは日本よりも強い姿勢を見せますね(・_・;)。コロナの規制となんだか被ります 笑。
そういえば、2021/4/10にバイナンスからこんなメールが来てました。
端的に言うと、「バイナンスの口座を2021年4月12日に、イギリスからリトアニアに移す」という内容。
今思うと、この時からバイナンスはUKとの関係悪化を懸念し、準備をしていたのかもしれません。 笑。
その他にも、ドイツ、ポーランド、タイ、リトアニア、、、、続々とあらゆる国か警告しているようです。
こちらのサイトが素晴らしくまとまっていたので、ここでは割愛します(๑・ω-)~。
以上の状況により、バイナンスはSEPAからも停められてしまったのです。
世界最大の取引所なのに、この先が不安になる取引所ですね。けれど、規制の問題はあるにせよ、便利だから世界の人が使っている事実もあります。規制が後から追い付くのはよくあることですから、しばらく注視していくしかなさそう。
またアップデートあれば記載したいと思いますっ!(^^)v
END