スイスからオーストリアにかけて、アルプス山脈が広がっています。それゆえ、オーストリアにもハイキングコースや登山コースがたくさんあります。
夏にはヨーロッパ中からバカンスで訪れる方々ばかりなので、大自然が人々を魅了中!
かくゆう私もその一人。”チロル”という州の山に行って参りました。懐かしのチロルチョコレートの語源でもありますよ(^^)。
- 所要時間:4時間
- おすすめ度:★★☆
目次
パッチャーコーフェルのツィルベンヴェーク
ハイキングコースに選んだのは、初心者でも簡単に歩けるという パッチャーコーフェル 山のツィルベンヴェークです。それでもダイナミックな自然を感じられるとういう場所らしく、大変ありがたいコースです。
ハイキングコース概要
歩くのは水平の矢印のみ。
登りと下りの矢印はケーブルカーです。
いかに、初心者に優しいコースかは地図からも伝わってきます(^^)。
私の場合、多くの方が辿る方向とは逆向きでスタートしました。つまり地図の矢印を逆にたどるのが一般的なようです。ちなみに理由は以下です。実際どちらからでも良いと思います(^^)/。
- 前泊をしたくて、スタート地点が逆の方が宿が安かった。
- 地球の歩き方というガイドブックに、こちらからの方が下りが多いと書いていた。
- ハイキングコースの休憩地点が後半になる。(疲れた頃に休憩できる)
ハイキングの流れ
ケーブルカー駅の近くに良い宿があります。
ブッキングドットコムで”9.1”の「B&B Appartements GLUNGEZER」に泊まりました。外観はアルプスの宿、内観はモダンな、バランスの良い宿でした(^^)。
朝食のオムレツや生ハムがとても美味しいので、ハイキング気分をアシストしてくれます(≧▽≦)。
宿からケーブルカーまでは、たったの徒歩5分!涼しい午前中にハイキングしたいので、この近さが最高。宿の朝食は7:30からの提供でしたが、全く問題ないです。
シーズン真っ只中ですが、全く並んでいなかったです。朝9時というのと、逆コースをとったのが良かったのでしょうか。
途中で1度、目の前のケーブルカーに乗り換えがありました。
ケーブルカーを降りたら、目の前からハイキング開始です。標高があるのでやや涼しめでした。けれどお日様が照っていれば、全然寒くはないです。
右側にアルプスの頂を眺めながら歩きます。カーヴェンデル山脈と言うそう。この山脈と綺麗に平行して進みます。つまり、道中はずっとこの雄大な眺めが横にあるわけです。
足元も悪くないので、眺めを見る余裕もあります。途中の椅子で休んでも良いでしょう。湧き水を飲める場所があり、水がめちゃくちゃ美味しかったです。冷たくて混じり気のない、清々しい口当たりです(≧▽≦)。
1時間30分ほど歩くと、休憩地点にやってきます。すでにコースの6~7割は終えました。
ビールやジュース、ソーセージなどの軽食が売られています。山に突き出たテラスはとても気持ち良いので、本当に立ち寄って良かったです。ビールが400円くらいだったので、良心的な設定です。
休憩を終えると、ケーブルカー乗り場に向かって歩き出します。残りは1時間もないはずです。普通は。。。
あろうことか私は道を間違え、山頂まで登って降りるというコースを辿ってしまったのです 笑。道は若干険しくて急な勾配になりました。「あれ^^?聞いてたよりなんか厳しめだな」と気付く前までは思っていました。
山頂を経由してもしなくても、ゴールはここです。牛さん達が待っています。
直接ケーブルカーに乗っても、レストランに立ち寄っても良いと思います。山の上にしては、かなり広くて綺麗な建物でした(^^)。私は立ち寄ってないのですが、ここではアルペン植物園も無料で見れるそうですよ。
あとは1本ケーブルカーに乗って、下山するだけです。一方通行のハイキングでしたので、ふもとからはバスで駐車していたTulfesに戻りました。近郊の街インスブルックから来る人が多く、そこへの戻りのバスも出ていますよ。
レストラン:Larchnhittl
Tulfesに宿泊する方にお勧めなのは、 Larchnhittl というレストラン&バーです。登山者や、マウンテンバイクの方々で、とっても賑わっています。ドリンクの品揃えが豊富で、食事も肉や魚やパスタなどが色々と揃っていました。
私はビールとワインを頂きましたが、どちらも美味しかったです!もちろんご当地品です。旅の醍醐味はローカルの味を堪能することですよね~(O^^O)。
超お手軽ハイキング、チロルのパッチャーコーフェル山でしたっ!
END