ドイツのスピード違反は、基本的にはカメラで取り締まっています。日本のようにパトカーで追尾するのは聞いたことがないです。
先日はレイダーボットというカメラを検知するアプリを紹介しました。しかしアプリの弱点は、即座にアップデートされないこと。つまり、昨日までここになかったじゃん!という移動式のカメラには追い付きません。
【Radarbot】スピードカメラを探知するアプリさてさて、今回道端でかなり巧妙な移動式のカメラを見付けてしまいました。ここで紹介したいと思います 笑。
目次
発見したスピードカメラ
その正体は、一見なんの変哲もない1台のバンでした。
このバン、よく見ると1つおかしな点があると思いませんか?
そう、それは歩道の上に駐車していることです。
近づいて見てみましょう。
なんだこりゃ!?
そう、なんと中にはカメラが仕込んでありました!!
スモークガラスでかなり顔を近づけないと見えませんよ。
見た目が不気味過ぎて、近づいて見た瞬間、身体がゾワゾワしました|д゚)。
すぐにレーダーボットのアプリで、ここのカメラが反映されているか調べました。すると、残念ながら反映されていませんでした(・_・;)。モバイルカメラの情報はレーダーボットと言えども難しいのでしょう。
しかし、通る車はここの前だとスピードを落としているのも確認しました。住宅街だったので、たまにモバイルカメラがあることを、きっと住人は知っていたのでしょう!
ちなみにこの道、制限速度は30km。知らないと絶対引っ掛かる 笑
ネットリサーチにて検証
念のため、これが本当にスピードカメラだったのかをネットでリサーチしました。そしたら、瓜2つの画像を発見です(^O^)/。
これはオーストラリアの記事の引用です。グローバルに活躍するカメラですね~。メーカーが気になって色々検索しましたが、見つかりませんでした 笑。
実はドイツのスピード違反の反則金は日本より安いです。カメラでバンバン捕まえる分、1人分が安いのでしょうか??笑
まあ、アウトバーン(速度無制限のハイウェイ)がある国ですから、スピードに寛容なお国柄なのでしょう。
以下、参考に日本とドイツの反則金を比較してみます。なお、普通車の場合になります。
ドイツの違反速度区分 | ドイツの反則金 ※市街地の場合です。郊外だと少し安い。 | 日本の違反速度区分 | 日本の反則金と罰金 |
10 km/h 以下 | 15 € (約2000円) | ||
11~15 km/h | 25 € (約3000円) | 15 km/h 以下 | 9000円 |
16~20 km/h | 35 € (約4500円) | 15~19 km/h | 12000円 |
21~25 km/h | 80 € (約10000円) | 20~24 km/h | 15000円 |
26~30 km/h | 100 € (約13000円) | 25~29 km/h | 18000円 |
31~40 km/h | 160 € (約20000円) | 30~34 km/h | 6万~7万円(刑事処分のため罰金目安) |
41~50 km/h | 200 € (約26000円) | 35~39 km/h | 7万~8万円(刑事処分のため罰金目安) |
51~60 km/h | 280 € (約36000円) | 40~49 km/h | 8万~9万円(刑事処分のため罰金目安) |
61~70 km/h | 480 € (約62000円) | 50 km/h 以上 | 10万円(刑事処分のため罰金目安) |
70 km/h 以上 | 680 € (約88000円) |
※刑事処分の場合の罰金の目安については、交通事故弁護士ナビを引用しました。
この安さもあってか、実際スピード違反の話は日本よりも当たり前のように聞きます。「またやっちゃったよ~アハハ」みたく 笑。私はまだ一度もないのですが、そのうちきっとあるでしょう(^_^;)。
というわけで、ちょっと不気味なモバイルカメラの紹介でした。スピード守る以外に反則金が逃れるのは無理そうですね~。当たり前か 笑。以上になりますっ!(^^)。
END