『タオルミーナ』はシチリア島でも随一の観光地。絶対に行くべき街です!目を見張るように美しいビーチに寝そべり、ゆったりと時を過ごせます。
街中はカフェ、レストラン、ショッピングで埋め尽くされ「ザ・リゾート地」です。とはいえ街並みは古く、ギリシア劇場も残されています。現代と中世が融合した場所と言えます!
2泊でも十分楽しめたので、その旅程を紹介します!
- 所要時間:2泊3日
- おすすめ度:
目次
タオルミーナ Day1
カターニア空港からタオルミーナへはバスで向かいました。2時間ちょっとのバス旅です。
到着間際にはすでに最高の海が見えていていて、降りるのが待ちきれません!
降りたのはバスターミナル、メインストリートまで徒歩10分ほどです。上り坂で多少しんどいですが、眼下の海を見るとそれも忘れます(*^^*)。
グループ旅行ならベルトラ手配のタクシーで空港から行っても安い!
ささっとチェックインを済ませ、まずはメインストリートをそぞろ歩きます。お土産屋・ショップ・カフェ・レストランが所狭しと大集結!
そして、歩きながら見える脇道はどれも魅力的で、当てもなくブラブラするのが本当に楽しいです♪
さて、歩いていると必ず通るのが『4月9日広場』です。急に視界が開けた場所に人がドッと溢れているのですぐに分かります。
ここからの景色は、もう言葉では言い表せません。。。強いて言うなら、このためにシチリアに来た!という感じでしょうか。
テラス席もたくさん出ていたので小休止もできます!
街並みを楽しんだ後は、今なお現役の遺跡『ギリシア劇場』に入りました。夏の夜はコンサートも行っているようです。
ここでは遺跡を楽しみつつも、絶景ポイントを見逃してはいけません。看板を辿ると行き着くことができます。
4月9日広場とは角度の違うこの絶景。ギリシア劇場に入場したかいがありました!夕方に来ても夏の地中海は真昼のように明るいのが嬉しいです。
どんなコンサートよりも、この景色が大目玉かもしれませんね。
ディナーはタオルミーナの中でも評判の高い『Vineria Modì』へと参りました。予約していないと入れない超人気のお店です。
最初にシチリアの白ワインを注文してから、コースのメニューを選択しました。タオルミーナからもよく見える「エトナ山」のワインは有名ですよ。
メニューはシーフードをメインに選択しました。地中海に来たからには、海の幸を味わいたいですもん♪
サーブされると、フレンチのような見た目の美しさでまず高揚します。そして、一口食べると、噂に違わぬ美味しさに感激です!!
一品ずつレビューはしませんが、総じてシーフードが最高でした!タコの食感は新鮮そのもので、エビはプリプリ。強くて優しい磯の香りのアクセント。
味付けはシーフードを活かし切るよう絶妙なバランスです。デザートが見た目通りに美味しいことは言わずもがな。
とにかく食べてみて欲しいです!
タオルミーナ Day2
朝からタオルミーナの最大の名所、イソラ・ベッラへと降ります。街中は丘の上にあり、徒歩で下へ行くこともできますが、暑いのでケーブルカーがお勧めです。
イソラ・ベッラとはイタリア語で「美しい島」。その正面に広がるビーチが大人気なのです。
ケーブルカーの場所は、到着時のバスターミナルと街の間にあります。なので、バスターミナルで降りた人は目にしているでしょう。
さあ、降車して海岸沿いを5分ほど歩けば、いよいよイソラ・ベッラです。
グッズの売り子が並ぶ階段を下りて、ビーチへと出ます。すると圧巻のブルーが目の前。海の透明度と開放感に興奮します(≧▽≦)。
海は石や貝で敷き詰められていました。マリンシューズが無い方はここの売り子から買うと便利。
思わず写真をバシャバシャ撮ってしまいますが、ホントは最初に場所取りをしましょう!私は手前側にある有料区域にてパラソルとビーチチェアを借りました。
1日単位でしか販売がなく1人3000円くらいしました。でも、相当お勧めします!!これのおかげで、とても快適に過ごせたからです。
(奥に見えるのがイソラ・ベッラ)
無料区域が一杯になると、有料区域もあっという間に埋まっていました。絶対に朝一で場所を確保してください。
場所を確保したら早速海へと潜りに行きます。とても透明度が高いので、綺麗な魚が泳いでいるのが海面からでも見えています。
シュノーケルで初めてこれを使いました。口に咥えるタイプより圧倒的に景色に集中できましたよ!
潜って岸から離れて行くと、色もサイズもさまざまな魚たちが泳いでいました。イソラ・ベッラが向こう側に見えるのでそちらまで泳ぎます。
深さが数mに及ぶ場所もあります。太陽光に照らされる海底と、優雅に泳ぐ魚たちが本当に素晴らしかったです。ハワイやマルタよりも良かったと思います(*'▽')。
水中カメラを持っていないのでその写真が無いです 汗。
有料ですが、イソラ・ベッラに入場することができます。島の中には迷路のような小道があります。頂上にある建物からの眺望が美しいです。
せっかくなので島にも入りましたが、見応えは少ないです。人もあまりいませんでした。
お昼ご飯は、ビーチチェアのすぐ近くにレストランやテイクアウトが充実していました。私はピザをテイクアウトしてビーチに寝そべって食べました。
ビーチのわりに価格は普通で味は美味しかったです。さすがイタリアです!
気の済むまでビーチでのんびりしていたら、あっと言う間に15時でした。
ビーチを後にしてケーブルカーで街へと戻ります。4月9日広場近くから登れる隠れた名所『マドンナ・デッラ・ロッカ教会』に向かいました。
この教会は丘の上にあるので、広場からは階段で20分程かかります。道の両脇には、以前ご紹介した地中海に生息するサボテンの実がたくさんなっていました。
夏の地中海で頻繁に見る【ウチワサボテンの実】ドイツでも見つけたので食べてみた少々階段は大変ですが、海を見ながらだと意外と頑張れるものです。
道中も含めての名所だと思うので、バスで行くより登ることをお勧めです。
やっとのこと到着です。
教会は岩を掘って作られた空洞の中にありました。天井なんかは岩肌のままです。小さい教会ですが、あまりの立地の特殊さにより有名になったのでしょう。
自然の中に作られた素朴な雰囲気に、歴史を感じるこの空間。一度味わってみて良かったです。
しばしベンチで休憩させてもらってから、再度下へと戻りました。
メインストリートに戻ったら、食べ歩きタイムです。
『アランチーニ』はご存知ですか?簡単に言うと「ケチャップライスのコロッケ」です
あちらこちらで売っているので、見逃すことはまずありません。味は見た目の通り。私の好みのど真ん中でした(≧▽≦)。
コンビニにあったら大人気のスナックフードだと思う。
お次は『カンノーロ』と『ブリオッシュ・コン・ジェラート』。
『カンノーロ』はリコッタチーズに包まれたパイ生地に、ピスタチオやチョコなどがトッピングがされたものです。美味しいものの詰め合わせなので、当然に至高の味です 笑
そして『ブリオッシュ・コン・ジェラート』はジェラートをブリオッシュに挟んだもの。この食べ方はシチリアでしか見ないですね。
イタリアのジェラートはいつも濃厚でハッキリとした味です。冷たくなったお口をブリオッシュが優しく温めてくれます。素晴らしいコンビネーションを発揮していました!
ハンバーガーのように食べるのは案外難しく、ちぎって食べました。
タオルミーナ Day3
本当に素敵なタオルミーナでしたが、出発の時が来ました。まだまだシチリア島の旅は終わらないので、ウキウキな気分は静まりませんよ。
「タオルミーナ」→「シラクーサ」行きのTRENITALIA鉄道を予約すると、駅までのシャトルバスも一緒に購入されいました。
私は到着時のバスターミナルまで歩いてしまいましたが、もっと街に近いバス亭がありましたので紹介しておきます。
以上でタオルミーナ観光は終了です。短かかったですがとっても充実した旅でした。忘れられない景色がたくさんできました。
さあ、次はシラクーサへ参りますよ!そちらの記事はこれから書きますね♪
【ブッキングドットコム】安く予約する方法5つ!20%以上の割引-Geniusレベル3が伝授END