【ドイツ:バンベルク】珍しいビール「ラオホビア」xメルヘンのような川沿いの街。半日で楽しめる!

バンベルクはバイエルン州にある小さくて可愛い街です。フランスの有名な街コルマールのように、川のほとりに旧市街があります。そしてその旧市街の家々もとてもメルヘンです。

この旧市街は、世界遺産にも登録されています。

半日くらいでさっと観光でき、名物ビールや料理もあるので、観光客にとってとても楽しい街です。では、バンベルクについて紹介したいと思います(^o^)。

バンベルクの全体感
  • 所要時間:5時間
  • おすすめ度:★★☆

バンベルクの歩き方

ラオホビアを楽しむ

旧市街の小さな中心広場という、一番賑わいでいる場所にこのお店があります。

シュレンケルラ(Schlenkerla, die historische Rauchbierbrauerei)です。バンベルクで最も有名なブリュワリーがここになります。

1405年から続き、今では6代目が引き継いでいるというから驚きです(@_@)。ビール好きならバンベルクに来てここを逃すわけにはいかないです!

さて、バンベルクで有名なビールはというとラオホビア(Rauchbier)です。このビールの特徴は、モルトを煙で燻してからビールを作っていることです。通常モルトはローストしますが、燻製にはしません。

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お店に入ると、店内席・テラス席と別れていて、かなり広かったです。店前にも人が溢れてこのビールを飲んでいました。ビールだけを提供するカウンターがあるようです。

食事もしたかったのでテラス席に行き、ビールと食事を注文しました。

さて、 ラオホビアは どんなビールなのでしょう。

来ました。見た目は黒ビールです。コースターにはお店の名前がしっかりと刻まれています。

匂いはまさにスモーキー!

燻製しているので、煙の香りがモルトにうつり、そのモルトで作ったビールもスモーキーになるのでしょう。

では、テイスティングします。

おーけっこう癖が強です(@_@)。見た目の色のわりには飲み口はあっさりしています。

煙の香りや苦みようなものがグッと押し寄せてきます。夏にゴクゴク飲むいつものビールとは大きく違います。

普通のビールの方が良いかもとチラっと思いながらも飲み進めます。すると不思議。味に慣れてきて、どんどん進むようになります! 笑。

最終的な感想は”とっても美味しい”です(≧▽≦)。

もう一つの名物は、Bamberger Zwiebelです。玉ねぎの中にハンバーグのようものが入っています。ビールのソースがかかっています。

ビールソースは、ビールっぽさはあまり分かりませんが、玉ねぎが甘く、お肉との相性抜群です。丁度、ラオホビアのスモーキーさと口の中で一体感が出る味です。

ビールが進むこと必至です 笑。

大聖堂

シュレンケルラのすぐ近くから階段で丘の上にあがれます。そこに大聖堂があります。

1237年に完成していて、後期ロマネスク様式の大聖堂です。

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この大聖堂が有名な理由の1つは、ハインリヒ2世が夫婦で眠る墓がここにあることです。そしてもう1つは、「バンベルクの騎士」というリーメンシュナイダーの彫刻の傑作があることです。

ちなみに彫刻は柱にくっついてあるので、すっと通り過ぎてしまわないよう要注意です(^o^)。

小さな街の大聖堂ですが、意外と見どころがあることに驚きます。広場から流れて来たであろう観光客がたくんさいました(^o^)。

新宮殿

大聖堂から道を挟んで反対側には、新宮殿があります。新といっても、1703年に完成なので約300年の歴史があります。中はガイドツアーで周ることができます。豪華な家具、華麗な天井、美しいタペストリーなど、見応えたっぷりです。

特に皇帝の間の天井画は印象に残ること間違いなしです(≧▽≦)。

以上、バイエルンの小さな街バンベルクの紹介でした。ドイツのニッチな街に行きたい方には、まずはココをお勧めします。

ラオホビアを飲まずしては語れない、バンベルクでした!

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