教会のゴシック様式?ロマネスク様式??整理しよう!

ヨーロッパを旅行していると、教会が観光ルートに入ってないことはないです。教会はどこも綺麗で、キリスト教徒でない私も見ていてとても楽しい♪

そして、教会の説明を読んでいると、必ず建築様式の話にぶつかります。この教会は「ゴシック様式で~」と。

私はいっつも何のことかよく分からず(^^;)

というわけで、自分の勉強がてら、簡単にまとめてみることにしました!!私は難しい話は覚えられないので、wikipedia等を参考に、かなり端折った内容にしてみました。

<時系列を整理>

まずは、時系列を整理しました。意外と単純ですね(≧◇≦)。時代や場所によってさまざまだったらどうしよう、と思って調べましたが、細かいことを抜きにすると、メインストリームはこんな感じみたいです。

  • 1000~1200年:ロマネスク様式
  • 1200~1400年:ゴシック様式
  • 1400~1600年:ルネッサンス様式
  • 1600~1700年:バロック様式
  • 1700年~1800年:ロココ様式

<様式ごとの特徴>

ロマネスク様式(1000~1200年)

  • 窓が小さくて少ない。
  • 分厚い石の壁。

例:ピサの大聖堂(イタリア)

窓が小さくて少ない
分厚い石の壁

ゴシック様式(1200~1400年)

  • 屋根がトゲトゲしている。(尖塔と言う。)
  • 先の尖ったアーチ。(尖頭アーチと言う)
  • アーチ型の天井。(リブ・ヴォールトと言う。)

例:ケルン大聖堂(ドイツ)

先の尖ったアーチ
トゲトゲしている
アーチ型の天井

ルネッサンス様式(1400~1600年)

  • ドーム屋根。(クーポラと言う。)
  • 秩序だったデザイン。
  • 色味のある外観。

例:サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(イタリア)

ドーム屋根(内観)
ドーム屋根(外観)
色味のある外観
秩序だったデザイン。

バロック様式(1600~1700年)

  • 内装が絵画や彫刻で埋め尽くされている。
  • 全体的に白を基調にした内装。

例:ヴュルツブルクのレジデンツ(ドイツ)

白を基調にした内装
絵画や彫刻で埋め尽くされている

ロココ様式(1700~1800年)

  • 内装に、植物の葉のような形の、複雑で優美な装飾が多用。(ロカイユ装飾と言う。)
  • 上記以外はバロック様式と同じ。

例:ヴィースの巡礼教会(ドイツ)

バロック様式と同じ
ロカイユ装飾が多用

<デシジョンツリーで簡単に判別>

さて、特徴を並べてきましたが、結局どうやって判別するのかをツリーでまとめてみました。なるべく決定的な特徴だけを使って、分類できるようにしました。(私なりの大雑把な考え方なので、万能ではないのはご理解下さい (;'∀'))

今度から観光に行った時に、「これはロココ様式だな」とか、ぼそっと呟いて、是非かっこつけてみましょう\(^_^)/

END

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