ルクセンブルクと言う国をご存知でしょうか。ベルギー、フランス、ドイツに囲まれた小さな国です。国の大きさは神奈川県とほぼ同じらしいです。そして面白いことに、首都の名前もルクセンブルクです。
この国は、観光地としてそれほど有名ではないです。では、何が強みかというと、金融業になります。ヨーロッパでは、ロンドン市場に続く第2の金融大国とのこと(@_@)。
目次
~ルクセンブルク観光~
渓谷とアドルフ橋
ルクセンブルクの見所は、ありがたいことに、小さくまとまっています。まず、1番の見所は渓谷でしょう。中心地すぐ横は渓谷になっているのです。そして、その渓谷を渡すアドルフ橋が山の緑の中に、美しく佇んでいます。
うーん、うっそうとした木々の中にかかる橋は、絵になります(≧▽≦)。
そもそも、なぜこんな断崖絶壁のところに街があるのしょう?
それは、その昔、この崖を利用し、隣国の攻撃から街を守っていた要塞都市こそが、このルクセンブルクだったためです。難攻不落だったらしいです。
たしかに、こんなところの町を攻めたら、すぐに上から撃たれそうです^_^;。
ノートルダム寺院
さて、中心部には美術館や宮殿や教会が集まっています。
まずは近くにあったノートルダム寺院に向かってみました。外観からは、他所の観光地で見るような大聖堂でもないので、それほど期待はできません。。。
しかし、入ってみると、意外と中のステンドグラスが美しかったです。
ボックの砲台
次に、ガイドブックだと1番面白そうだった、ボックの砲台へと向かいます。ここは世界遺産らしいです。
Google マップだとすぐ近くに見えたのですが、けっこう勾配がきつい道のりでした。私が何か間違ったのか、渓谷だからそういうものなのか。とにかく到着はできました(>_<)
外側から見ると、崖の中にたくさん穴が開いていてたので、防空壕を思い出しました。砲台跡なので、この穴から見張りをし、敵が迫れば大砲を打っていたのでしょう。
この中に入ることもできます。入ると、崖の中がトンネルのようになっています。思った以上に広くて、階段を上がったり下がったりし、いくつかのフロアになっていました。大砲の展示もあり、大砲の向こう側には、広大な景色が広がっていました!(やっぱりここから撃っていたのですね 笑。)
~名物料理~
ルクセンブルクの文化は、隣国の影響を大きく受けています。言語もフランス語とドイツ語の両方を使います。そういうわけなので、料理の特徴もドイツのような肉料理がある一方、フレンチのようなスタイルでコース料理が提供されたりします。
Am Tiirmschen
私は、Am Tiirmschen(アム・ティルムシェン)という、町の中の最古の一角にあるレストランに訪問しました。雰囲気の良い路地を歩きながら、レストランのある広場に到着します。広場沿いの建物の中の、少し引っ込んだ所にあったので、ちょっと見つけにくかったです。隠れ家的雰囲気を感じます。
入ってみると、店内はアンティーク調で、とても良い雰囲気です。店員さんも親切で、アットホームな感じです。
ルクセンブルの伝統料理が食べたいことを伝え、前菜にパテ、メインにパシュテイトを注文することになりました。飲み物は、ルクセンブルワインをオーダーしました。ルクセンブルは意外とワイン作りが盛んらしいです!!
パテはいくつもの種類が盛り合わせになってます。パテを食べ比べることは珍しい体験です。味はというと、さすがは名産、凄く美味しい!(^^)!
肉や魚のパテがあり、味付けや食感もそれぞれ違います。"一口噛んでワインで流し込む"を繰り返します。ちょっとずつ味わわないと、勿体ない気がします 笑。
お次は、パシュテイトです。パシュテイトとは、パイ生地の中にクリームシチューが詰まったものです。(ここのは、外側にもシチューがありました。)
外側の生地はサクサクが残り、クリームをよく吸っている中央部分は、しっとりとしています。パイ包みは日本にもたまにあるので、味は想像していましたが、まさに、求めていたそういう味でした!こちらも最高です!!
やっぱ、伝統料理って素晴らしいですね(^^)v。
観光としては珍しい国、ルクセンブルでした!
END