【ドイツのゴミの分別】これだけ覚えておけば困らない|多くて複雑なルールを簡単にまとめ

ドイツには色々なゴミ箱があります。環境意識が高いと言えばそうなのですが、とにかくルールが多い^^;。最初の頃はなかなか覚えられなかったです。

間違えたら近所の人に怒られたりします 笑。知らない人に注意できるって、日本人じゃなかなかできない部分ですね。このマインドは見習いたい。

そういうわけで、複雑で覚えにくいドイツのゴミ捨て事情をまとめていきたいと思います。

ドイツのゴミの分別

缶・ペットボトル

缶やペットボトルは家の前のゴミ捨て場に捨てません。スーパー等に設置されている、回収機に持っていきます。その中に入れると、商品代に予め含まれていたデポジットが戻ってきます。(現金ではなく、レジで使える割引券で)す。

ちなみに、戻ってくる金額はラベルに書かれています。ラベルは機械でスキャンされるので、回収NGの場合は中に運ばれずに停止します。

どのスーパーにもあるわけではないので「あそこのスーパーあの場所にある」を頭に入れておく必要があります。

初めてのスーパーでゴミを持ってウロチョロして恥ずかしかったな 笑。

補足

ビール瓶も同じような専用機で回収されます。設置しているスーパーは少ないですが、大型の所に多い印象です。

道路脇に設置されている大きなゴミ箱に持って行きます。大変なのは、瓶の色によってもゴミ箱が分かれることです。ゴミ箱の色が瓶の色を表しているので、なるべくそれに近い色に捨てます。(選択肢は茶・緑・透明)

にしても、瓶にはあらゆる色があるので、「これどっちだ・・」ってなることは多々あります 笑。

緑と茶色の中間みたいな色の判断が難しい 笑。

洋服・靴

道路脇に設置されています。あまりに汚いものはNGで、再利用可能な範疇が前提です。袋に入れてからこの中に捨てます。このBOXには赤十字社のマークがあり、貧困地域への寄付等に使われます。

生ごみ

アパートや一軒家ごとに準備するゴミ箱に捨てます。生ごみは茶色もしくは緑色のゴミ箱になっています。「BIO]と書かれていたりもします。

木や観葉植物なども捨てることができます。水でベチャベチャでなければ、そのまま放り込めます。ベチャベチャなら、下のようなBIOのゴミ袋に入れてから捨てます。

紙類

アパートや一軒家ごとに準備するゴミ箱に捨てます。 青色をしています。段ボールもここになります。

コロナでロックダウンしていた時期は、皆通販で買い物するので、常にアパートのゴミ箱はいっぱいだった。。。

金属・プラスチック

アパートや一軒家ごとに準備するゴミ箱に捨てます。 黄色をしています。

上述の缶やペットボトル以外のリサイクル可能な物をここに入れます。例えば、洗剤の容器や缶詰の缶です。

家庭ごみ

アパートや一軒家ごとに準備するゴミ箱に捨てます。●黒色をしています。上記に該当しなかったものをここに捨てます。食品の包装や、ティッシュなど、なんとなくクズかごに入れそうなものが大体ここになります。

以上がドイツのゴミの分別事情でした。これだけ覚えておけば、とりあえず近所の方に怒られないですみます! 笑。

(おまけ)ドイツ人の環境意識ー緑の党

ドイツ人は分別から分かるように、とても環境意識が高いです。その意識は色んな角度から見て取れます。例えば、ドイツのエネルギー源は、半分が再生可能エネルギーだったりします。

今ホットな話題なのであえて言うと、ドイツでは「緑の党」がけっこう強いです。2021/9/26に次の首相を決める議会選挙があります。4人の候補のうちの1人は緑の党で、直前世論調査では3位です。

緑の党は色々な国にあります。その中でも、ドイツの緑の党は世界で最も古くて、更に議席数などで政治的に影響力を強くもった政党だそうです。しかも、緑の党にとっては、昨今の環境問題の強まり(二酸化炭素の排出など)が追い風のようです。

時期首相が緑の党になるかもしれないくらい、国民の環境意識が強いというのはとても興味深いことです。ゴミの分別面倒くさいとか思ったりしますが、ドイツ人のマインドを見習うべきだなと感じました(反省)。

そういうわけで、今週末の選挙の行方が楽しみです(^o^)!

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