ドイツの蜂蜜はその品質の高さで知られています。そんな蜂蜜について、ドイツならどこにでもあるスーパー「EDEKA」で良く見るハチミツ比較(第2弾)を行いました。
ドイツ旅行のお土産の参考にして頂いたり、日本の通販で蜂蜜を買う時の参考にもしてみて下さい。似た商品を日本で購入するときのおすすめも、後の方で説明していきますよ!
第1弾のこちらも合わせて読んでみてくださいね☆
目次
今回購入した商品は以下の3種類です。全てEDEKAで購入しました。1番右の商品は「EDEKA」というロゴがあるので、プライベートブランドのようです。
見ての通り、同じ蜂蜜でありながら全く色が違いますね。一体どんな味の違いがあるのでしょうか?早速詳しく紹介していきます。
ラベルの「WALD HONIG」は森の蜂蜜という意味です。ドイツでは日本よりも良く見かけるので人気の蜂蜜のようです。特長は木の蜜を集めたミツバチの蜂蜜だということです。
普通は花の蜜が蜂蜜になると思われているので、少し変わっていますよね。色が黒っぽいのもそれが理由です。
スプーンですくってみるとドロッとしています。ゆ~っくり重力で落ちてくる感じなので、液体と固体の間のような、わりと粘度が高い方ではないでしょうか。
さて、味見をしてみるとわりと面白い味でした。なるべくイメージできるように書いてみます。
- 甘いだけでなく、コクがある。
- ベタっとした口あたり。
- 意外と後味はスッキリとしてる。
- 黒蜜と似ている。
全体的に和菓子を想起するような味わいでした。なので、日本人にとっては受け入れやすい類の蜂蜜だと思います!パンに塗ったり、料理で砂糖の代わりに使っても良さそうです。
ザ・ハチミツという味とは若干違いますが、こちらの方が好きな人がいてもおかしくないくらい美味しいです。
第1弾で紹介した森の蜂蜜よりも、癖が少なめの商品でした。
こちらのラベルの「BÜTEN-AKAZIEN」はアカシアの花という意味です。アカシアといえば、蜂蜜の代表格です。つまり、ザ・ハチミツという味です。
王道こそより真価を問われる感じがしてわくわくしますね。
すくってみると、先ほどの森の蜂蜜と比較するとサラサラしています。とりわけ易いのはグッド!
蜂蜜は木製スプーンを使べきですが、色が見易いように金属にしてます。
- 甘さが丁度よい!ずっと舐めてられる。
- サラッした口あたり。
- 後味はスッキリしてるが香りは残る。
- 水飴のような味。
文句なしの味でした!蜂蜜を欲している時には飛びつきたくなります。とにかく甘さと香りのバランスが良く、飲みこんだ後の残香でまた次を舐めたくなります。
何にでも合う味ですが、例えば粘度が低いのでヨーグルトに溶かすといった使い方には抜群です。
最後の蜂蜜は「Faintrade Blüten Honig」です。フェアトレードの花の蜂蜜という意味です。花の名前を言及していないので、何種類もの花の蜜が混じっているタイプです。
ちなみに、ドイツの方はフェアトレードに対する意識が高いようで、チョコレートやコーヒーのパッケージに書かれているのもよく見ます。
ドイツ人の社会問題に対する意識の高さは、見上げたものがあります。
見ての通り粘度は圧倒的に高かったです。全然スプーンから離れようとしません。そして味の方も癖が強めでした。
- 植物?ハチ?のような匂いがある。
- めちゃくちゃ甘い。砂糖を凝縮した感じ。
- クリームのような口当たり
- シャリシャリした食感。
これは蜂蜜の上級者向けかもしれません。美味しいのですが癖があるからです。普通に飽きて、もっとハチミツ臭さを味わいたい人に向いています。
コーヒーに溶かしたりと、何か味があるものと一緒に食べると良いバランスになるでしょう。
比較をまとめた結果です。見た目が違うように、食べた結果も全く異なるものになりました。蜂蜜という括りでもこれだけ変わるのは驚きです。
①森の蜂蜜 | ②アカシアの蜂蜜 | ③花の蜂蜜 | |
粘度 | 中 | 弱 | 強 |
味 | 黒蜜 | 水飴 | 砂糖の塊 |
甘さ | けっこう甘い | ちょうどいい | とても甘い |
食感 | ドロドロ | サラサラ | シャリシャリ |
香り | 黒糖のような香り | 鮮やかな香り | 植物っぽい匂い |
この記事を読んだ皆さんは、是非気になるものからトライしてみて頂きたいです。実際どれも美味しいので、気分に合わせて変えたいというのが私の率直な感想でした。
ここからは、日本で手に入るドイツ産の蜂蜜の中から、上述した商品と近いものをご紹介していきます!
①森の蜂蜜と近いものがこちらです。同じく木の蜜から作られています。癖の感じは商品によって変わりますが、黒蜜に近い風味という点では相違は起こりません。
②アカシアの蜂蜜に近いものはこちらです。アカシアという花一種類で作られていても、養蜂場によって味が少しずつ変わります。しかし、それが面白さでもあります。
ザ・ハチミツというイメージを持って購入するなら、こちらで良いでしょう。
③花の蜂蜜です。これは複数の花が混じってるだけあって、ミツバチのいた環境に大きく左右されます。そのため、近いという概念が難しいです。
一応こちらの商品は、複数の花の蜂蜜という点で同じです。粘度は上述したものよりも低いです。EDEKAブランドはやや癖があったので、それよりは食べ易いでしょう。
以上、ドイツの蜂蜜紹介の第2弾でした。ドイツの蜂蜜がどうして優れているのかと言った話は下の記事で触れているので、まだ見てない方は是非お立ち寄りください。
最近ドイツの蜂蜜にはまってまして、もしかしたら第3弾も出すかもしれません。お楽しみに!
【ドイツの蜂蜜】純正ドイツ産はちみつとは?そんなに美味しいの?食べ比べしてみた!END