クロアチア:トリュフ狩り ~ここ掘れワンワン~

クロアチアのイストラ半島は、世界でも有数のトリュフの産地。トリュフ狩りやトリュフの試食を楽しみつつ、トリュフについて学ぶことができる。ここを訪れると、トリュフに魅了されること間違いないです。

~Karlic Tartufiでトリュフツアー~

クロアチアのイストラ半島にある「Karlic Tartufi」では、トリュフ狩りを体験することができます。トリュフ料理も頂くことができ、トリュフを満喫したい人々があちらこちらからこの場所を訪れます。

場所は少々不便な所にあり、近郊の観光地だと「モトヴン」になります。観光地といえども、クロアチアの定番というわけでもないので、知る人は少ないでしょう。

①トリュフのお勉強

さて、Karlic Tartufiを訪れてみると、とても気さくな方々がお出迎えしてくれます。家族経営のようです。トリュフツアーの始まりは、トリュフワインでした。

トリュフワインとは聞き慣れません。どんな味だろうとワクワクしながら試飲します。

おおっ、鼻孔を突き抜けるほどの、トリュフの香りです。(≧▽≦)今までトリュフオイルとか、トリュフ塩とか食べたことありましたが、ここまでトリュフが濃厚だったことはないです!

味はかなり甘いので、食前酒のようです。三種類くらい続けて飲ませて頂きました。どれも、トリュフがヤバい。

トリュフワインに耽っている間に、トリュフの解説が始まります。この産地のトリュフには三種類あるとのこと。

一番香りが強く、かつ希少なのが左にある白トリュフ。黒トリュフの10倍くらいの価値がるという白トリュフは、トリュフハントするプロがまず狙っているもの。黒トリュフは、すでに栽培方法がある程度確立されてるため、希少価値は低いとのこと。(それでも希少ですが)

そして、何より驚いた情報は、トリュフが美味しいのには期限があり、それはたったの48時間なんだそうです!!(@_@)

つまり、本当に香り高いトリュフを楽しむには、二日以内に産地から食卓まで移動しないとならないのです。刺身くらいシビアな世界ですね。(契約レストランは中国や日本にもあって、朝とってすぐに直送するということもやっているそうです。)

②トリュフの試食

さて、トリュフの話を聞いて、食前酒まで頂いて、すでにトリュフを食べたい欲が絶頂なところで、試食タイムが始まります。試食と聞いて、爪楊枝サイズが出てくると思うこと無かれ。1人8500円するツアーです。ご安心を 笑。

3種類のトリュフのパテ。イストラ半島の名物であるトリュフオムレツ。伝統お菓子(ドーナツみたいな)にトリュフとヌテラを混ぜたクリームを挟んだもの。が登場します。写真外にはワインのデキャンタもありました。

(トリュフとヌテラはびっくりする組み合わせですが、オーナーさんが酔っぱらって作ったら美味しかったのが始まりだそうです 笑。)

3種類のトリュフのパテ
トリュフとヌテラのお菓子
トリュフオムレツ

早速食べてみると、、、凄いです。風味だけでなく、新鮮な食感(乾いてなくて、獲れたてのみずみずしさ残っている感じ)もあり、めちゃくちゃフレッシュ!!嚙んだ瞬間に、ホワッと強烈な香りが喉の奥を通って体の中まで広がってきます。トリュフってこんなに風味が強い食材だったのかと驚かされます。

そこら辺のレストランのトリュフだと、そんなに風味を感じたことがなかったです。そういったレストランだと、48時間の期限が守られてなければ、中国で安く作ったクオリティの低いトリュフだったりするらしく、同じだと思わない方がよいようです。

やっぱり世界的に有名な産地ってだけに、それだけの価値がちゃんとあります。

③トリュフ狩り

食べたら運動をしましょう、ということなのか、トリュフ狩りの体験が始まります。

探し方は、トリュフハントのプロの方と、その犬についていく形式です。犬が匂いでトリュフを地中から探すのです。

なんともアナログ、、、という感じですが、この方法しかないとのことです。なぜなら、トリュフができる条件というのが完全に解明されておらず、どこを掘ればトリュフがあるのかさっぱり分からないからなのです。

先ほど、黒トリュフは栽培できるということを書きましたが、ブナ科樹木に菌を感染させて植林するという方法です。そこまでできても、木の周りのどこにトリュフができるかまでは分からないのです。

白トリュフに至っては栽培もできないので、良く獲れる地域をハンターが個人個人で探し、自分だけの秘密にしているそうです。シーズン中は寝る間も惜しんで足を運ぶらしいです。

また、メス豚がトリュフを探すとうことを聞いたことがあります。それは本当だそうで、トリュフの匂いがオス豚のフェロモンに似ているため、メス豚はトリュフを見つけることができるそうなのです。ただし、豚はトリュフを見つけ次第食べちゃう欠点があり、代わりにより利口な犬が使われることが多いのです。犬の場合は訓練が必要なので、それはそれで大変とのこと。

犬がガリガリ堀り始めました。見つけるだけでなく、掘ってくれるなんて、至れり尽くせり。(^-^)

無事に見つけることができました!

見事なここ掘れワンワンです 笑。

素人である参加者は、ただ眺めることしかできませんが、それだけでも十分ワクワクしました。プロの方が歩きながら色々教えてくれて、犬が掘り出すと急に駆け寄り、慎重にトリュフを取り出します。掘ったところには土を戻します。そうすると、なぜかまたそこにトリュフができる可能性が高いのだそう。

トリュフはプロの方にとってもつかみ所がないらしく、昨日まで無かった場所に、急に現れたりするんだそうです。なんて不思議な生態なんでしょう。

そりゃトリュフはダイヤと呼ばれますわ

END

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