【ツヴィリング】三徳包丁or牛刀包丁?私がプロフェッショナルSを選んだ理由と感想!

ドイツの刃物メーカー「ツヴィリング」。買おうするとその種類の多さに圧倒されます!私は色々悩んで、最後に「プロフェッショナルS」に辿り着きました。

ツヴィリングに興味のある方、また包丁選びに悩んでいる方!そんな方向けに、私が包丁を選んだ基準と、使っている感想について綴っていきたいと思います!

包丁の選択肢(三徳or牛刀?)

一般家庭で使う包丁の場合、まず決めないと先へ進まない所。それは「三徳包丁」と「牛刀包丁」のどちらを買うかです。両方の特徴を理解してから決めましょう。

三徳包丁・・日本の万能包丁

三徳包丁とは、肉も野菜も切り易い包丁です。下の順で、日本の食文化の変化とともに生まれました。そして、今日ではほとんどの家庭で使われる包丁となっています。

  1. 主に野菜を切っていた時代、押し切りし易いように、刃がまな板に対し平行だった。
  2. 肉文化が到来し、肉に切り込み易くする必要ができてきた。
  3. 刃が平行ではなく、弧を描くような形に進化した。

牛刀包丁・・西洋の万能包丁

西洋でよく使われる包丁です。「シェフナイフ」とも呼ばれます。三徳包丁よりも鋭く、ブロック肉を切るのに向いています。

  1. 西洋では昔から塊肉を切ることが多かった。
  2. 肉に突き刺しやすく、先端はより鋭くなった。
  3. 分厚い肉は包丁を何度も往復して切るため、刃渡りは長めになった。
三徳or牛刀の結論

肉に対する特化度合が違えど、どちらも万能包丁です。日本人が慣れている三徳包丁を選ぶのが無難で、海外志向が強いなら牛刀包丁で良いでしょう。大差なしです!

私は海外っぽさが好きなので、牛刀包丁を選びました♪

ツヴィリングのブランドとシリーズを知る

三徳か牛刀かを決めたところで、ツヴィリングを具体的に見ていきましょう。

ツヴィリングとヘンケルス

「ツヴィリング」と称されますが、正式な社名は「ツヴィリング・J.A.・ヘンケルス」です。この会社の包丁には2つのブランドが存在します。

  • ZWILLING 「ツヴィリング」
    高価格帯のラインナップです。ロゴは双子です。
  • HENCKELS 「ヘンケルス」
    低価格帯のラインナップです。ロゴは一人です。

社名を分割してるだけなので覚え易い♪

どちらのブランドにする?

この記事を読んでるあなたは、包丁に拘りたい方と察します。よって、高価格帯のツヴィリングをお勧めします!長く使う物ですからね♪

日本製造とドイツ製造

実はツヴィリングのほとんどのシリーズは日本の工場で作られています。シリーズ毎に生産国を調べると以下のようになっています。

ドイツ製 日本製
プロフェッショナルS ツヴィリング タクミ
ZWILLING Now S ツイン プロ HB
  ツイン セルマックス M66
  ツイン セルマックス MD67
  TWIN® Fin II
  ツイン フィン L
  ツヴィリング アーク
  ZWILLING® Arc L
  ツヴィリング センス
  ツヴィリング センスL
  ツヴィリング ディプロム
  ツヴィリング フィット
  ボブ・クレーマー ユーロ エッセンシャル
  ボブ・クレーマー ユーロ ステンレス
シリーズの生産国

実は日本製ばかり(◎_◎;)

どちらの生産国にする?

ドイツ製をお勧めします。日本製なら他にもメーカーはたくさんあります。あえてツヴィリングで探しているならドイツでしょう!

プロフェッショナルSをお勧めする理由

以上より選択肢は「プロフェッショナルS」か「ZWILLING Now S」に絞られました。比較すると「シグマフォージ」の有無と価格が大きく違うことが分かります。

  プロフェッショナルS ZWILLING Now S
素材 特殊ステンレス鋼(SFS)
硬度 約57度
フリオデュア(注1) あり
シグマフォージ(注2) あり なし
価格 高い 安い

(注1)独自の焼き入れ処理を施した鋼材を、低温で焼き入れ硬化処理を行う方法。
(注2)一体鍛造製法により、切っ先から柄尻まで一枚のステンレスから製造しているもの。

シグマフォージだと、包丁全体にステンレスがあるので重みがあります。そのため、切る力が少なくて済み、安定感も生み出します。

プロフェッショナルS

更に、プロファイルSには以下のようなメリットがあります。

  1. ステンレスは錆びにくいので研ぐ頻度が少ない
  2. 刃の硬度57もあるので切れ味が良い
  3. 食洗器に対応
  4. 柄がプラスチック(木ではない)のため、吸水せず衛生的
  5. 重心が柄にあるので切る動作で疲れにくい(カウンターバランス)

これらが、私がプロフェッショナルSシリーズをお勧めする理由であり、実際に購入した理由です。次に、私が使った感想を紹介していきます。

プロフェッショナルSを使っている感想

私はプロフェッショナルSの牛刀包丁(シェフナイフ)3本セットを買いました。かれこれ1年は使っています。

「切れ味」

とてもよく切れます。一番大きいサイズを使うと、かぼちゃも余裕で一刀両断できました。もちろんブロック肉もお手の物(^o^)b。

かぼちゃ

「使い易さ」

最初は重たいと感じました。しかし、その自重が切ることを助けてくれます!手の位置に重心があるため、力が少なくすみ、たくさん切っても腕が疲れにくいのです。

重心

「耐久性」

1年研いでないのに切れ味は健在です。さすがはツヴィリングの特殊ステンレス鋼!お手入れ少なめが良い方はとっても重宝します!

プロフェッショナルS

1本に絞るなら、刃渡りは三徳:180cm、牛刀:200cmが標準的です!

以上、プロフェッショナルSについてのご紹介でした。あなたの愛刀選びの一助になれたなら嬉しいです!

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