牛タンを買ってきて捌くのは、お肉屋さんの仕事。そういうイメージがありますよね。
けれど、牛タンをお店で思う存分食べた日には、お値段はなかなかのものです。
仙台で張り切って、脂が一番乗った「芯たん」なんて食べると、平気で100gが1500円だったり。。。(@_@)
そんな贅沢な芯たんも込みで、思う存分食べたく、自分で牛タンを捌くことを画策しました。 ( ̄ー ̄)ニヤリ
目次
牛タンは丸ごと売られている
牛タンを購入。
ドイツでちゃんとしたお肉屋さんに行くと、たまに牛の舌が丸ごと売られています。ヨーロッパ人はあまりに食べないそうなのですが、移民もあって住んでいる人種はさまざまなので、一定の需要はあるのでしょう。そして、我々日本人はその牛の舌を求める人種です 笑。のわりに、日本であまり丸ごと売られているのは見かけませんが。
こちらは1.5kgで2500円くらいでした。皮を剝ぐと、素人だと、肉もわりかし削ってしまうので、多少は小さくなります。悪く見積もって1㎏になったとしても、100gが1500円の芯たんに比べれば、激安です。
牛タンを捌く。
Youtubeでやり方を勉強してトライしました。さもないと、どこから手を付けるのか、さーっぱり分かりません(^-^;。 たくさん説明動画があったので、何かしら観ることをお勧めします。
さて、私からのアドバイスは、絶対に鋭利な包丁を使ってください!
先日、包丁を買った報告をしましたが、この牛タンはその前だったので、包丁に全く切れ味がなかったです。動画だと5分で終わっていた皮を剥ぐ工程が、45分はかかりました。。。(途中諦めそうになりました。)
皮さへ剥げれば、後は肉をガンガン切りたいところですが、落ちつかなければなりません。まずは、部位ごとに大きく切り分けて(部位というのは下で説明)、冷凍庫で1.5hくらい寝かす必要があります。
なぜなら、そのままだと柔らか過ぎて、切るとぐちゃぐちゃになってしますからです。
無事に1.5h待つことができたら、食べたいサイズにスライスします。特にタン元の柔らかい部分は、お店で分厚く食べるなんて贅沢はできないので、思い切って厚く切っちゃうことが重要です。
それで焼くと、信じられないくらい美味しそうな、もはやステーキといった仕上がりになります。ご覧下さい。
ところで、ぶっちゃけます。
捌いている所は、手が汚れまくっていたので、写真は撮ってません。
ごめんなさい 笑。
牛タンの美味しい部分
タンの部位ってどうなってる?
下の絵をみてください。これが、タンを横から見た時の形です。簡素過ぎると思うかもしれませんが、自分的にはうまく再現できています 笑。
- タン先 煮込むと美味い部位!
- タン中 普通に美味い部位!
- タン元 めちゃくちゃ美味い部位!芯たん!
- タン下 弾力があって美味い!
結論、全部美味しいけど、タン元が最高!!そこを存分に食べるのが、牛タンを捌く一番の楽しみ☆。
なぜタン元が一番おいしい?
牛がベロを動かしているのを想像してみてください。一番よく動くのは先端ですよね?逆に、根本部分はのどに繋がって固定されているので、動かない。
人間もそうですが、動いてないと脂肪が蓄積して太ってしまい、よく動いていると、引き締まった身体になります。つまり、よく動くタン先は固くなり、タン元には脂身が詰まっているわけなのです。
牛タンの感想
タン元は柔らか過ぎて、脂に旨味がたっぷり過ぎて、美味し過ぎました。(≧▽≦)
また、その部位だけだと飽きてくるので、タン中の少し肉感がある部位と、タン下の弾力がある部位とを交互に食べることで、口の中が牛タンのメリーゴーランド状態になりました 笑。牛タンをこんなに食べられるなんて、本当にたまりません。
そして、同時に頭の中にあるのは、「この値段でこれは、お得過ぎじゃない??」ということです 笑。美味しいだけではなく、お得だからこそ、人間はもっと喜べるのです(`・∀・´)エッヘン!!
日本でも牛タンは丸ごと手に入るようです。和牛だともっと高いと思いますが、和牛のタンは更に美味しいらしいです。こっちで満足している私は、和牛でやったら卒倒するかもしれません。
牛タンを捌いた苦労は必ず報われます。皆さんもトライした方が良いです!私もいつか、和牛で再挑戦します!!
END