リヒテンシュタインは、スイスとオーストリアに挟まれた小さな国(世界で6番目に小さい)。
通貨も国防もスイスに委任しているという、ほぼスイスの国です。
メインストリートはたったの1本で、500mくらい。観光するのはとても簡単でした(^・^)。
- 所要時間:4時間
- おすすめ度:★★☆
目次
リヒテンシュタインは切手の国
リヒテンシュタインは、切手が主な収入源だった国。
切手(・・? どこでも作ってそう。。。私は最初そう思いました。
しかし、下で紹介する切手博物館に行くと分かりました。その切手は、目を見張るくらい精巧なのです(◎_◎)
線の細さは間違いなくミリ単位以下。そのサイズ感で、多様な色彩と線描を集約しています。
世界の切手コレクターに、リヒテンシュタインの切手は凄く人気だそう。
写真のように、アスファルトには色々な切手が印刷されていましたよ(・∀・)。
リヒテンシュタインの観光ストリート
国土はわりとあるのですが、観光で訪れる場所はメインストリートの1本だけです。そこに博物館、お土産ショップ、レストランがずらっと並んでいます。こんなに分かり易い観光地は珍しいです 笑。
人がたくさん並んでいたので何かと思うと、アイスクリーム屋でした。「Dolce Vita」というお店です。後述するファドゥーツ城を見上げながら食べることができました。
アイスはどこの観光地でもしのぎを削っていますが、ここのチョコアイスは上位にくる味でした。値段はそれなりでしたが、濃厚さが凄かったです(≧▽≦)やっぱりアイスは濃厚な方が美味しい!!
※アイス屋は現金でしか払えませんでした。
お土産ショップに立ち寄ると、リヒテンシュタインのワインやナンバープレートの飾りが売っています。
なんでナンバープレート?? 笑。
実は、リヒテンシュタインのナンバープレートはデザインが凄くクールなのです!細身でシックな黒がベース。白い文字の間には、赤と黄色のリヒテンシュタイン家の紋章。
このプレートは、スポーティーな車によく似合います(・∀・)。
切手博物館
この切手博物館は、メインストリートのインフォメーションのすぐ横にあります。
中に入ると、過去の切手がこれでもかっという程に、収集されています。
さすがに全部は見てられないですが、所々見て行くと、絵の精巧さが年々増しているのが分かりました。
絵にも流行りがるあるのか、時期のよってシックだったり、ポップだったりします。
街の風景がよく使われているので、当時を想像しながら見て行くのが面白かったです(^・^)。
輪転印刷機を見ると、その彫りの細かさにびっくりします。掘っている映像もあり、技術者の手腕の賜物であることが分かりました。気の遠くなるくらい精密な作業ですね。
ファドゥーツ城
リヒテンシュタインを遠くから見た時に、ポツンと丘の上に佇んでいる城が、ファドゥーツ城です。
リヒテンシュタインのシンボルです。多くの切手に描かれていますよ。
ここに行くには、メインストリートから20分程坂と階段を上がります。
メインストリートには、テラス席が集まる広い場所があります。それらのレストランの狭間に、丘に抜ける道があるので、そこから向かいいます。
丘に上がると、リヒテンシュタインからスイスにかけてが一望できました(≧▽≦)。スイスの山はやっぱり良いですね。
ファドゥーツ城は官邸なので、残念ながら入ることはできません。石造りの外壁が美しいのでそこを楽しみましょう。
なぜだか一回行ってみたいし、言ってみたい、「リヒテンシュタイン」でした!
END