スペインを９日間かけて周遊してきました。その最初の街が「バルセロナ」です。この街の情報は溢れていますが、私のモデルコースを実践してきたので紹介します！
ポイントはなるべく無駄な移動を減らすことで、時間と体力を節約しました。もちろん有名観光地はしっかりと網羅していますよ♪
- 所要時間：2泊3日
- おすすめ度：
目次
バルセロナ Day1
朝一は超有名サグラダファミリア。午前中は逆光にならずに全体写真を撮れます。また、他の観光地が密集するエリアから少し離れているので、日中に来ると動線が悪くなるのです。
チケットの入場時間になると、すぐに中に入れます。外観の印象が強い建物ですが、中に入ると目を見張る美しさです。全てが精巧で緻密。目で追い切れないくらいの造形の塊です。
できれば他のヨーロッパの教会をいくつか見てから行くと良いです。圧倒的なレベルの違いに、度肝を抜かれると思いますよ。
人数制限があるので、絶対に事前にチケットを買っておきましょう。公式サイトで購入することができます。
ガイド付きなら、日本人向けのベルトラで予約がおすすめ。
次は「サンパウ病院」です。サグラダファミリアから徒歩10分程。モンタネールという建築家が手掛けています。建物、庭、装飾、こんなに美しい病院は他に見たことがありません。
美しさだけではなく、各病棟とそれらを繋ぐ地下通路など、実際の使い勝手を考慮している当時の最先端の病院でもあります。
病院と分かる器具やベッドの展示あり、当時の様子がよく想像できるようになっています。
綺麗な写真を撮れる場所満載！
メトロに乗って中心地の方に移動をし、ランチはタパスの有名店”Cerveseria Catalana”にします。メニューは悩むほどありますが、生ハムのタパスは外せません。
本当に美味しいので、スペインでタパスを食べたい方は、ここに来ると絶対に満足できます。
ランチの場所から歩いてすぐの場所に”カサ・ミラ”があります。色は街に溶け込んでいるので、一瞬分かりづらいかもしれないです。
とはいえ形はとても特徴的。外は曲線ばかりの構成で、中に入ると背の高い木々に囲まれたような空間になっています。ガウディは山をテーマにして建築したそうです。
見学ルートに従って歩くと、屋上や室内を一通り見て周ることができます。オーディオガイドで建築の解説を聞きながらだと、良く理解できますよ。
ここに住んでる人もいるそうです。
カサ・ミラからこれまた歩いてすぐの場所に、ガウディの建築”カサ・バトリョ”があります。先ほどとは正反対に海をイメージしたデザインになっています。
水中にいるかのように揺らいだガラスがあったり、青いタイルに囲まれた吹き抜けがあったりと、神秘的な空間が広がっています。
ここのオーディオガイドはとてもお勧めです。解説的な陳腐な内容ではなく、水の音を演出するなど、見学をアトラクション化してくれます。
見学の最後にはプロジェクションマッピングがあるなど、テーマパークのようでとても楽しい所です。
夕飯は地元民がたくさんいる、再びタパスの名店”El Xampanyet”がお勧めです。昼食の綺麗系レストランとはうって変わり、店内はワイワイガヤガヤしています。
テーブル希望を伝えると、カウンターで飲みながら待ってて良いと言われました。前には美味しそうなスペイン料理が並んでいて目移りします。
メニューの価格設定は安く、高級志向ではなく庶民的な食事です。雰囲気重視か味を重視かで、お昼の店と好みが分かれるでしょう。
飲んでワイワイしたい方に特におすすめ。
バルセロナ Day2
2日目のスタートは”グエル公園”です。朝一に散歩するのに気持ちが良い場所ですし、人も少なめです。中心地から離れているので、最初に来ると後の移動が楽にもなります。
ちなみに、メトロの駅から歩いていくと住宅街の坂を上ったりして、到着するまで合ってるのか少し不安でした。
公園の中はとても広く、所々にある建物やモニュメントを見学しつつ景色を楽しめます。ガウディの住居だった家もあるのでお見逃しなく。
広い公園ですが入場制限があります。チケットは事前に！
”カサ・ビセンス”はグエル公園から歩いて20分くらいなので、徒歩も良いと思います。とってもカラフルで、すぐに目に入ります。ここはガウディが初めて設計した住宅です。
部屋の模様はそれぞれ違っていて、見学中に飽きることが全くないです。入口から何から全てが写真映えするので、かなりの写真を撮ってしまいました。
ガウディ建築がお腹一杯でも、テイストが違うので是非来て欲しいです。
お昼はメトロで20分かけて、いっきに中心地に戻ってきます。次に訪れるカタルーニャ音楽堂の近くにある”Casa Lolea"です。昨日までのお店と違い、現代風なタパス。
お店一押しのサングリアが美味しかったです。ゆっくり出発時間まで寛ぐことができました。
スペイン料理に疲れた方は、他のレストランでも良いでしょう。
さあ次は、バルセロナ観光で絶対に行くべき”カタルーニャ音楽堂”です。時間になるとガイドさんが迎えに来るので、皆ロビーで待機しています。
ツアーではメインのホールを階を変えて見学したり、待合室やバルコニーを案内されます。見学者が湧き立つのは、ホールの鮮やかなステンドグラスを目にした時です。
ホールを囲むステンドグラスに、壁や天井の彫刻。どれも圧巻過ぎて目を奪われてしまいます。次は是非、この色彩の中で音楽イベントに参加してみたいと思いました。
カタルーニャ音楽堂から歩いて10分の所に”ピカソ美術館”があります。ピカソはスペイン生まれなのです。美術に興味があっても無くても、試しに訪れるのをお勧めします。
ピカソは素人目には理解できない作品が有名ですが、分かり易く美しい作品もたくさん残しています。油絵だけではなく、鉛筆のデッサンや写真などの展示も見られて楽しいです。
余力がある方は、夕飯の前に歩いて”ブケリア市場”を訪れましょう。地元の新鮮な食材を見ることができてワクワクします。その場で生牡蠣を食べられました！
観光中に生物を買うことはないでしょうが、ハム、チーズ、ワインなどお土産になるものを購入することができますよ。
本日のディナーはスペインといえばのパエリアです。スペインの何か所かで食べたことがありますが”Colom Restaurant”のパエリアは格別でした。
しっかりとした磯の香り、シーフードの実の大きさ、ご飯の硬さのバランス。どこをとっても最高です。量が多いですが、美味しいのでいくらでも食べられますよ♪
バルセロナ Day3
素晴らしかったバルセロナともお別れの時間です。”バルセロナ・サンツ駅”から電車（AVE）でマドリードへと出発します。
なぜかジャングルのような植え込みがあってユニークな駅です。
次はマドリードの旅を書きたいと思います。最後まで読んで頂いてありがとうございました！
END
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